ある会社で起きた「壮行会」での事故

「性善説? 性悪説? それとも?」では、基本的な考え方をご紹介しましたが、実際に発生した事例を元に一緒に考えてみましょう。
幾分情報が古くて恐縮ですが、昨年4月1日付で異動された方の壮行会で発生した、ある会社の事故です。

事故の当事者は、その会社の法令遵守を統括する部署で責任者だった方です。
壮行会は2次会まで行われたそうですが、2次会終了時には当事者の方はほぼ泥酔状態だったそうです。

周囲の心配に対して「大丈夫だから」と言われるので、電車に乗っていただいたそうですが、帰宅途中の電車内で眠ってしまわれ、社員証などを入れた鞄を紛失された、という事故です。

どうでしょうか?皆様の身近にも似たような事例ってありませんか?

普段は責任ある立場のために、どちらかというとアルコールも控えめだった方が、壮行会という状況で今までの労をねぎらわれ、ついついアルコールが入ってしまい...泥酔して、その挙句に鞄の紛失。

このような事故の原因を「性善説」「性悪説」で説明しづらいことは、ご理解いただけると思います。

では、再発防止策としてどのようなことが考えられるでしょう?

実際に検討された内容には次のようなものがありました。
・あまり酔っていない方が電車に一緒に乗って、当事者の自宅まで送る。
・当事者をタクシーに乗せる。
・2次会の会場近くに宿を取り、当事者に泊まってもらう。

どれが正解でどれが間違いという観点ではなく、皆様の置かれた状況における最善策は何か?の観点で、予行演習と思って考えてみられてはいかがでしょう?

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K.Yutani

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